12/07の日記

23:42
ぱん伯母さん
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さぁ。

さあさあ

ぱん伯母さんの語りの時間ですよ。


今日は何について話しましょうか。

今日は太宰治の素晴らしさについて語りましょうか。

と云っても独りですが☆

太宰治の素晴らしさ、それは人間と云うものに真っ正面から向き合ったということ。人間は醜い黒い部分が奥底に潜んでいます。それを見事な文才で表現し、人間ならば誰しもが墜ち得る世界観を実にリアルに生々しく語られていると、伯母さんは思います。

晩年然り人間失格然り斜陽然り。

ハッピーエンドと云った類の言葉はありません。
とはいえ伯母さんにはバッドエンドにも思えません。

現実って案外そんな曖昧な程度なのかも知れませんねえ。

感慨無量なぱん伯母さんだよ☆

斜陽の中に、日本の戦争はヤケクソだ、日本の偉い人は皆真面目な顔をして嘘を吐いている、と云うような文面が出てきて、伯母さんは酷く共感してしまいました。これはまたえらく的を射たなぁと。

人間失格、道化の華は大庭葉蔵という現代人にも居そうな思想や振舞いな人物が描かれていますが、本人曰く大庭葉蔵は実在した人で、実話であるとのこと。


………きょわい!
伯母さん一寸怖くなってしまったわ!

いけないいけない☆

とにかく伯母さんが云いたいのは、太宰治が自殺せず、芥川龍之介が自殺せず、夏目漱石がもっと永く生きて下さっていれば、日本社会は少し、本当に少しだけ、変わっていたように思われます。

さ、調子に乗ってうざくなったところでぱん伯母さんのお話はおしまい!

いたずら完了!(ハリーポッター)


あはははははははは〜♪

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