宝物殿

□相互記念・馨様より☆
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ここは、四正国の南の国紅南国
今日もこの国は平和で…

私の名前はなずな
普通の同い年の女の子には好きな人が居るだろうけど、私にはさっぱり居ない訳で……

「だぁ〜。翼宿、それは何なのだ?」

「うん?コレか?これは、美朱が教えてくれたんや。好きな奴にぷれぜんとっちゅーのをあげるらしいんや」

「だったら、オイラはなずなにあげるのだ!いつもなずなはオイラ達を癒してくれてるのだ」

「何言ってんねん!!なずなに渡すんのは、わいや!」

『二人共、何喧嘩してるの?それって、何?』

「だ、だぁ〜……。気にし無くてもいいのだ!」

「せ、せや。気にせんでええで!」

『そう?分かった。柳宿と美朱と一緒に街に買い物に行くんだ。じゃあね!』

「あ、危なかったのだ〜……」 「ホ、ホンマや〜……」
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