小説T
□討論会 昼の部
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討論会 昼の部
晴一:「昭仁、お前は?」
昭仁:「えっ、何が?」
森男:「胸か足。女の魅力はどっちから感じるか
討論してんの」
昭仁:「ほぉー。じゃあ、まず皆の意見が聞きたい」
NAOTO:「俺は足かな。スラーっと長い足」
ただすけ:「ミニスカでね」
NAOTO:「そうそう。ワンピースも捨てがたいんやけど」
nangチャン:「俺は胸派」
森男:「俺も。巨乳とか好き」
nangチャン:「俺はそんな大きくなくていいや。
Cカップくらいで」
ただすけ:「いいねぇ」
森男:「ただすけは?」
ただすけ:「俺は、どっちかっつーと足かな。
細い太腿とかたまんない」
晴一:「太腿は太いけぇ太腿て言うんじゃろ」
NAOTO:「新藤君はどっちやの?」
晴一:「わし?んー…。どっちも捨てがたいな…。
んー…」
nangチャン:「ハイ時間切れー。昭仁くんは?」
昭仁:「うーん……足かなぁ」
晴一:「じゃあ、胸にするわ」
森男:「やっぱ胸だよな!」
nangチャン:「男なら胸だな」
昭仁:「だって胸はさぁ…」
森男:「胸は、何だよ」
昭仁:「…垂れるじゃん」
胸派全員:「!!!!」
NAOTO:「足は変わらへんもんね」
昭仁:「うん。まぁ、歳とったらミニスカは
きついだろうけど」
ただすけ:「いくらきれいな足でもね」
NAOTO:「でも、ピンクレディはまだいけるやろ?」
昭仁:「全然いけるでしょ。かっこいいし、きれいだし」
晴一:「わし、やっぱ足派になるわ」
森男:「あ、裏切んの?」
nangチャン:「うっわ、新藤君サイテー」
晴一:「何とでも言え。わしは垂れ乳より
スレンダーな足がええんじゃ」
ただすけ:「でもさ、Cカップぐらいまでなら
あんまり垂れないらしいよ」
昭仁:「え、ホンマ?」
ただすけ:「うん。あと、ちゃんとケアしてれば
大丈夫みたいだし」
NAOTO:「へぇー。大変やなぁ、女の人って」
森男:「努力してきれいになんてんだね」
nangチャン:「……俺、女じゃなくてよかったぁ…」
晴一:「大変そうじゃけぇねぇ」
昭仁:「えー?でもさ、ちょっとなってみたくない?」
NAOTO:「ちょっと、なってみたいかも」
森男:「なんで?」
NAOTO:「俺ら、いっつも抱いてる側やろ?」
nangチャン:「うん」
NAOTO:「どんな感じしてんやろ、とか思わへん?」
晴一:「あー、なるほどね」
ただすけ:「気持ちいいのかなぁ、とか?」
森男:「俺は考えたことねぇな」
nangチャン:「想像してみれば?」
森男:「頼むからさ、気色悪いこと言わないで」
ただすけ:「…そろそろお開きにしない?まだ昼飯も
喰ってないんだし」
昭仁:「そうやね、そうしよう。昼間からする話と違うね」
晴一:「じゃ、また夜に昭仁の部屋集合ということで」
昭仁:「ビールやツマミは各自で用意してくるように!」
NAOTO:「そんときはポンプさんも呼ぼうな」
ただすけ:「そうだね。ほかに質問ある人ー」
nangチャン:「ハイハーイ!ラーメンはツマミに入りますか?」
全員:「…ソレ、夕飯じゃん」
夜の部へ続く。