HUNTER×HUNTER

□チョコとプリッツの間
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キルアから貰ったお菓子と共に、とある言葉を貰った。





私は、キルアから聞いたそれを実行すべくイルミのいる自室に走って向かう。
イルミは案の定自室に居て、優雅に読書と紅茶を嗜んでる。横には、確かにキルアが言った通りポッ〇ーが皿の上に盛られていた。


「イルミ、少し頂戴!」
「…やだ」
「なんで?」
「キルアからお菓子貰ったんだから、それ食べなよ」


イルミは黒曜石の瞳を、私の腕に沢山あるお菓子に向けた。
だけど、私が言いたいのはそういうことじゃないんだ。


「ねぇ、イルミ…」
「何?」
「一緒に食べよう?」


腕の中のお菓子も、イルミのトコロにあるお菓子も一緒に分け合いながら食べよう?何なら、ミルキ達とかも呼んでお菓子パーティーでもしよう?
だって、好きなんでしょ?




皆で食べるお菓子の味が…。


チョコとプリッツの間
-兄貴さ、皆で菓子食うの好きみたいだ-



end

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後書き

自宅の猛毒ご飯と違って市販のお菓子に毒は無いから、兄弟皆歳とか関係なく安心して食べられるのでイルミ兄さんも見ていて安心という優しい兄さんも好きです。
そして、そんな危険な食事しか取らせないゾルディック家も好きです。



20121111
制作
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