始まりは・・・突然。





『・・・・YOU達は、バトルロワイヤルという言葉を知ってるかい?』
『バトルロワイヤル・・・!?』








彼らにとって、非日常的なはずだったその言葉が、
運命の歯車を大きく狂わせる―――――。








『僕達の聖戦』予告











『・・ここ、どこ?』










ゲームの舞台となるのは、人気のない学校校舎。


・・・そこに集められた彼ら20人。













『実はね・・・今からYOU達にそのバトルロワイヤルをしてもらおうと思っているんだ。』









突然巻きこまれた死のゲーム





彼らがそのゲームで生き残るためには
指定された、ターゲットを殺さなくてはいけない。







・・・しかし












『・・・シゲ・・・シゲェ・・・』





『・・・慶ちゃん。早よ、会いたい』






『亀、今・・・・行くから』











彼らにとって身近な標的(それ)に、心が大きく揺れ動く。












『・・・俺は誰になんといわれようと草野を守る。』





『・・内を狙いにきたんでしょ?内は・・絶対に殺させないからっ!!』






『山P、俺決めたんだ。・・・・・仁を狙う奴らを全部『殺す』って』













彼らの目の前に現れた
『裏切り』という選択。












『絶対二人で生き残ろう。・・・上田君、二人で日常へ帰るんだよ』












二人で生き残るためには、それを選択しなくてはいけないのか??












『・・・・・・・アホや、自分。思い出したら、丸にめっちゃ会いたくなった。』











大切な人に再び出会うためには・・・守るためには・・・・何をすれば・・・いい?











『・・・すばるくん、泣かんで下さい。・・・俺はずっと、傍にいますから』











残酷に進んでいくゲームの中。

愛する人を思いながらも、
彼らは、自分への問いかけを何度も繰り返し・・・











『横・・・早よ、戻ってきて』





『増田・・・どこにおんねん・・・』











身を切り裂くような不安と、











『ヒナ、俺はなお前がいればええんや。』





『・・・俺は、戻りたい。あの田口と一緒にいた日常に』










混乱の中で、固めた決意を交錯させる。











『・・・約束したんだ、錦戸君と。絶対に会おうって』




『俺と一緒にいてくれ・・・頼む。中丸』











彼らの願い・・・
それはただ1つ










『愛してます・・山下君。・・・今までも、これからもずっと』





『ごめんな・・・聖・・・大好きだよ』










愛してる・・・永遠に。











『・・・無理や・・・ヤス。俺は・・・俺は、1人で生きるなんて出来へんっ!!』










だから

あなたと、共に・・・・生きていきたい。

・・・・あの日々に帰りたい










『・・・たっちょん・・・生まれ変わってもまた、僕を愛してくれる?』










・・・・例えそれが、無駄な願いだと分かっていても・・・











『・・・祐也・・・今の俺たちに光なんて存在するのかな』











彼らは、それを願い続ける。

進む先に光があると信じて・・・・











果たして彼らは、光を見つけることが出来るのだろうか・・・・?











『さて、じゃぁそろそろゲームを始めようか?』










GAME START・・・・。



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