HPlong
□ようこそダイアゴン横丁へ
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ハルキは幼馴染のアキラに連れられ、
初めてダイアゴン横丁に向かうところであった。
「ホグワーツではなにが必要なの?」
ハルキにとっては何もかも初めてなので期待と不安で一杯だった。
しかし、アキラがいるんだから大丈夫という自信はあった。
「手紙をもらったでしょ?それに必要なものはすべて書かれてる。」
ふぅん、とハルキは手紙に目を落とす。
「ところでさ、ダイアゴン横丁ってどんなところなの?」
「素敵なものがたくさんあるところさ!」
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「ここだよ。」
というアキラ。
え?という顔をするハルキをみて
「ただの普通の街じゃないかって言いたい気持ちはよくわかる。
自分も最初はそうだった。でも、よく見てて。」
上に三つ、横に二つ…。
コンコンっと傘でつつくと
ただのレンガの壁に大きなアーチができた。
驚きで声も出ないハルキに対して、
「行くよ。」
と、当たり前のように手を引いて行ったアキラだった。
しばらく歩くと、鍋屋についた。
「こんなに積みあがってる鍋なんて初めて見た…。」
さっさと鍋を購入し次の場所に向かった。