立海short
□僕の好きな君の好きな僕 */中編
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「よく来てくれたね、」
「そりゃもちろん!」
「ふふ、元気だなぁ、陽は…。」
ぼくのすきなきみのすきなぼく
「えへへ、」
「…。」
「精市?」
改まった顔をしていう。
「君に話しておきたいことがあるんだ。」
「何、精市?」
「君は…どうする?」
ヒヤリと背中を嫌な汗が流れた。
「え…?」
「陽は…
好きなことが2度とできないとわかったら、
…どうする?」
一瞬何故そんな質問をしたのかわからなかった。
けどすぐにわかった。
彼 は も う テ ニ ス が で き な い 。