立海short

□僕の好きな君の好きな僕 */中編
2ページ/8ページ



「よく来てくれたね、」

「そりゃもちろん!」

「ふふ、元気だなぁ、陽は…。」


くのすきなきみのすきなぼく


「えへへ、」

「…。」

「精市?」

改まった顔をしていう。

「君に話しておきたいことがあるんだ。」

「何、精市?」

「君は…どうする?」

ヒヤリと背中を嫌な汗が流れた。

「え…?」

「陽は…
好きなことが2度とできないとわかったら、

…どうする?」

一瞬何故そんな質問をしたのかわからなかった。
けどすぐにわかった。




彼 は も う テ ニ ス が で き な い 。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ