拍手文:リボーン
□進撃の巨人
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エレリ〔シリアス?〕
お前は俺が引き取ったはずだ。
なのになんでお前はそんなに愛されているのかわからない。
お前の幼馴染の二人ならまだわかる。
だが、ぺトラたちもお前に話しかける。
お前はいつも笑顔で対応する。
だが、俺が声をかけるときはそんな顔をしねえ。
どこかでおびえているような感じだ。
今までずっとそんなかんじの顔を見てきたから良くわかる。
俺は何がしたいんだ。
いつもお前を見ている。
お前を見つけたらお前しか見ることが出来ねえ。
この感情は知っている。
俺にはまったく縁の無い感情だったはず・・・
なのに・・・
お前が俺の前に現れたせいだ。
だから俺は俺じゃなくなった。
俺は何のためにここにいる。
こんなところでこんな感情に浸っているわけにはいかない。
そうだ。
俺は、こんなことをしているわけにはいかない。
俺に感情はいらない。
そうだ。
だからもう、お前を見ることはねえ。
この感情は捨てる。
俺には邪魔な存在でしかない。
だから・・・―――
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