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□大空
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リボツナ
大空は一体なんなんだろう。
ボンゴレリングを知った時から俺はずっと考えていた。
だからと言ってどうしたもこうしたもないわけだが、少しだけ考えてしまう。
それが人間なんだろうな、と心の何処かで思っている。
リボーンが知れば「ダメツナのくせに生意気だぞ」とでも言うだろう。
それでも構わない。
今の俺にはその言葉が嫌じゃない。
どうしてだろうね、リボーン
「んなもん知るわけねえだろ」
「あれ?もしかして心読んでた?」
「当たり前だ」
まさかリボーンが俺に目を向けてたとは…
ちょっとはずかしいな
「大空の話かと思えば急に違う話になりやがって…何がしてえんだよ」
「いや…なにかしたいわけじゃないんだけど……なんだろうね」
「…」
俺はリボーンに向かって嘘をついてしまった。
本当は理由もとっくにわかってる。
それはリボーンもわかってるはずだ。
それでもいわないのは…