黒子のバスケ
□自分たちで簡単な安価です
1ページ/1ページ
赤司の実家に今、キセキの世代と火神、高尾が集まっていた。
理由は赤司の気まぐれだった。
「ちょっと面白いことをしようと思うんだ」
「赤司君・・・それは何をするんですか?」
「だいぶ想像つくっス・・・」
「え?なになにー?」
キセキは想像できるようだが、火神と高尾にはわからなかった。
「ルールは簡単。一人ひとりが紙に何か面白いことを書いて箱に入れる。そして、ひとりずつ引いてそれをやるだけだ」
赤司はやる、やらないを言わせる前にゲームの説明を始めた。
その話を聞いて高尾は目を輝かせた。
「なにそれwwおもしろそうww」
「ああ。どんな無茶振りでもいい。簡単に言えば・・・安価か?」
「それをくろちゃんねるでやらないことに驚きです」
「自分たちでやったほうが面白みがあるだろう?さあ、はじめようか」
赤司の命令には逆らえない。
赤司の気まぐれゲームを始めることとなった。
「さて、みんな書いたな。それじゃあ、どの順番で引いていくかだな」
「じゃんけんでいいだろ?」
青峰が面倒くさそうに話し出した。
その意見に納得した赤司はじゃんけんをして順番を決めた。
順番は緑→黒→黄→赤→高→紫→青→火の順番になった。
「まずはオレからなのだよ」
「がんばれ、真ちゃん!」
「ふん。人事をつくして出すまでなのだよ」
緑間が出したのは・・・
“全力で決めポーズでどや顔”
「ちょwwwうぇえwwwなにこれwwwwwwwww」
「・・・」
高尾は笑いっぱなしで緑間は固まっている。
他にも、黄瀬と青峰と火神が爆笑しており、黒子と赤司は内心で笑っていた。
紫原にいたっては何事もなくお菓子を食べていた。
「だれが書いたのだよ・・・」
「ボクです!!」
これを書いたのは黒子だった。
それを聞いて、またみんなが笑い出した。
「それじゃあ、真太郎。頼んだよ」
「・・・仕方がないのだよ」
みんながじっと見つめる中、緑間はジョジョ立ちでどや顔をした。
それを見て高尾と黄瀬と青峰と火神は笑い出して、黒子と赤司にいたってはカメラを連射していた。
紫原は相変わらずお菓子を食べながらそれを見ていた。
「・・・もうやらん」
「そんなこと言わないで、真ちゃん」
「そうですよ。貴重な緑間君が見れたんですから」
「これは保存をしておかなければな」
「やめるのだよ!!!」
しばらく緑間をからかった後、次に移った。
「次はボクですね」
「もうこれ、運だよな・・・」
「いきますよ・・・」
黒子が出したのは・・・
“目潰し”
「・・・誰にですか?」
「そこに突っ込むのかよ!!」
「あ、それ書いたのオレ!!」
これを書いたのは高尾だった。
「誰に目潰ししたらいいんですか?」
「うーん・・・じゃあ今日起きるのが遅かったやつで!ちなみにオレは6時ぐらいな」
「オレもそのぐらいっスね」
「オレは五時に起きたのだよ」
「ボクは4時だ」
「オレは・・・6時半ぐらいか?」
「オレもー」
「残りは青峰君ですよ」
しかし青峰は話そうとはしなかった。
「桃井に聞いたほうがはやいだろ?」
「そうですね。聞いてみます」
赤司の提案で黒子は桃井にメールをした。
「それにしても、赤司っち早いっスね」
「もちろんだ。ロードワークがあるからな」
「あ、返信来ました。9時だそうです」
「ということは大輝、お前だな」
「・・・ちっ・・・」
「大輝、ボクの言うことは?」
「・・・せったーい・・・」
「よし。テツヤ、思う存分やるがいい」
「そうします」
赤司の言うことに逆らえず、青峰はおとなしくしていることしか出来なかった。
青峰の周りにはみんな携帯を装備していた。
「ではいきますよ・・・バスル!!」
「め・・・目が・・・目があああああああああ」
「うぇえwwwwちょwww息できwwwwwwないwwww」
「黒子っち・・・ww」
「何故ジ○リが出てくるのだよ・・・」
「青ちんもすごくのってたしー」
「・・・面白いものが手に入ったよ」
「・・・よくわかんねぇ」
「やりきりましたよ。あ、赤司君。あとで動画贈ってくださいね」
「ああ」
「おい。オレの心配は・・・」
「ない」
「ないのだよ」
「ないです」
「ないっスね」
「ないしー」
「・・・すげーなおまえら」
「さすがキセキの世代だなw」
続きは緑間が恥ずかしすぎてもってかれたお