黒子のバスケ

□黄瀬が洛山に入るお話
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昨日は疲れた・・・

赤司っちの相手をしてから親に連絡。
普通に暮らすことOKしてくれたっスよ。
あとは仕事。
事務所の人には迷惑をかける。
でも、オレは赤司っちと一緒がいい。
だから、京都で仕事をさせてもらうことになった。
自分勝手かもしれない。
それでも・・・


***


「似合っているよ、涼太」

「そうっスか?」


いまオレは洛山の制服を着ている。
赤司っちのおかげですぐ洛山に行けるようになった。
うれしいけど、赤司っちってやっぱりすごいっス・・・
でも、そこもかっこいいんスね!


赤司っちは寮暮らしで今まで部屋の相手がいなかったらしい。
だから、オレが赤司っちと同じ部屋になった。
これも赤司っちの権限っスか?
それと、オレの荷物もすぐに届いた。
赤司っちって何者?

そう考えてもわかんないっスね・・・
とりあえず、今日からオレも洛山高校の生徒っスよ!

赤司っちに聞くとクラスもおんなじらしいっス。
うれしいっスね。
こういう時に赤司っちの権力が役にたつっス!


「涼太。なに十面相してるんだ?」

「え?なんでもないっス!ほら、早くいこ!」


危ない危ない。
いつの間にか十面相していたみたいっス。
でも、赤司っちのことだから許してくれるよね?



学校ではオレのことを知っている女子がたくさんいた。
やっぱりモデルってすごいんスね。
初日が一番面倒ってのは海常でもよくわかってた。
でも、うざい。

しばらく仕事顔しているのは疲れる。
そう考えていると、赤司っちが行動を起こした。


「涼太はボクのものだ」


赤司っち・・・
かっこよすぎっス!


「すみません!」

クラスの人たちもすごい団結力っスね。
まるでキセキの世代のころを思い出すっス。
なんか、一部の女子がうるさい気がするんスけど・・・
まあいいっス。
かっこいい赤司っちが見れたんスから。
貴重な赤司っちをもっと見れたらいいっスね。

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