拍手文:リボーン

□戦勇。
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ロスアル、3章設定


一か月に一回、シオンが僕のところに来て家庭教師をしてくれる。

それは僕にとってどれだけうれしいことだろうか。

会えるのはうれしいことなんだけど・・・

この課題の量はどうにかならないのかなぁ・・・

徹夜しないと終わらないよね!!

シオンが来るまであと1週間しかないよ!?

やばいっ・・・




そして一週間後


「ま、間に合った・・・」

「何がですか?」

「うわっ」

「うるさい」

「ちょっ・・・ぎゃっ!」


アバラやられた・・・

いつものことだから気にしないけどさ・・・

いや。

普通は気にするところか。


「それで、課題は終わりましたか」

「なんとか・・・」

「じゃあ採点しますからこの問題でも解いていてください」


そうしてシオンに渡されたのはなんともいえな量。

これって・・・

や、やるしかないよ・・・な?



しばらくふたりは黙々と作業をしていた。

しかし、採点しているシオンはアルバより早く終わった。



暇ですね・・・


そう思いアルバを見ると、彼はペンを持ったまま寝ていた。


・・・

これは・・・おしおきですね!!

どうしましょうか!

撲殺しましょうか!!


そう思うのもつかの間。

シオンはアルバをベッドへ移動させた。



「・・・アルバさん・・・」


シオンの声は牢屋の中に響くだけだった。


「どうか、無理だけはしないでください」

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