長編集:お題

□十三神将!?
2ページ/13ページ

昌浩が死んでから2日がたった。

晴明は六合に話しかけた。


「六合、紅蓮はどうした?」


隠形していた六合は晴明に姿を見せ答えた。


「騰蛇なら異界にいるぞ」

「そうか」


とつぶやいてから晴明は仕事に戻った。


「なぜそのようなことを聞く?」

「・・・・・・あやつが一番悲しんでいたからな」


その答えを聞くと六合はまた隠形し、異界に戻った。

六合が隠形してから晴明はポツリとつぶやいた。


「昌浩よ、いったい何があったのじゃ」


そのころ紅蓮(騰蛇)はというと・・・

落ち込んでいた。

いや、悲しんでいるといったほうがいいだろう。

昌浩が死んでから紅蓮はずっとこうしている。

自分がいなかったから、しかっりしていなかったから昌浩は死んでしまったと、自分のせいでこうなったと思っている。

そうしているとき勾陣が来た。


「騰蛇、天空が呼んでいるぞ」

「・・・勾か。わかった」


そういうとしぶしぶ向かった。

それを見た勾陣は少し笑った。

紅蓮たちがついたときには全員そろっていた。


「翁、全員そろいました」


話しているのは太裳だ。

天空はそれを聞いて口を開いた。


「これから新しい神将を迎える」


「「「「「「「「「「え゛」」」」」」」」」」←10人分


→NEXT
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ