テニスの王子様

□お花見
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今日の部活はレギュラーたちだけの部活だった。

いつものように練習をしていると、オサムちゃんに止められた。


「お前らー花見やるぞー、花見」


その言葉に一番初めに食いついてきたのは遠山だった。


「たこ焼きあるん!?」

「んなもんかって来い」

「おっしゃーー!!」


喜んでいる遠山の声がうるさく全員耳をふさいでいた。

部長の白石がなぜ花見をやるのかと聞くと、


「桜が満開やでや。天気もええしな」

「あーせやな。なら今日部活はここまでや。そのまま花見やるでー」

「たこ焼きー」

「金ちゃん。たこ焼き買いに行くか」

「おん!」

「ほな、千歳いくでー」

「よかよ」


こうして遠山、白石、千歳の三人はたこ焼きを買いに行った。


「謙也さん。俺ぜんざい食べたいっすわ」

「おう。買ってこればええやん」

「えー。謙也さんが買ってきてください」

「いやや」

「買ってください」

「いや」


財前と謙也のけんかが始まった。

まあ、道でもいい話なのだが・・・

しばらくしていると石田が止めに入って、結局二人で行くことになった。

そして、石田はブルーシートを敷きに行き、ユウジと小春は新しいお笑いを考えることにした。

ちなみに・・・

副部長はジュースを買いに行った。

が、だれも気づかなかった。

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