テニスの王子様
□お花見
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遠山たちが買ってきたたこ焼き、財前たちが買ってきたぜんざい。
そして、副部長が買ってきたジュースがそろった。
学校で一番大きい桜の木の下で花見が始まった。
「やっぱたこ焼きめっちゃうまいわ!」
「金ちゃん、食べ過ぎやで?」
「えーええやんか別に」
「だめや。みんなの分がなくなるやろ?」
白石に怒られ、しゅんとしていると、千歳が肩を叩いてきた。
「白石、そこまでにしなっせ。金ちゃん、俺のをやるたい」
「ほんま!?おおきに!!」
千歳のたこ焼きを持って遠山はまた食べはじめた。
「ええんか、千歳?」
「よかよ。今日は花見たい。たまにはのんびりすごすのもよかよ?」
「・・・そうやな、ほな俺のたこ焼き分けたるわ。一緒に食べん?」
そういうと千歳と白石は一緒にたこ焼きを食べることになった。
「謙也さん」
「ん?何や?」
「ジュースとって来て下さい」
「はぁ?お前ぜんざい食っとるのにジュースも飲むんかい!」
財前の手にはぜんざいがあった。
「ええやないですか別に。早くしてくださいよ」
「ったく・・・浪速のスピードスターをなめんな!」
「なめてませんよ、まったく・・・」
「これでええか?」
「早いっすわ。まあええですよ」
「んじゃ俺も飲も」
こうして二人でジュースを飲むことになった。
ユウジと小春は新しいお笑いを。
みんな楽しい花見ができた。
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