黒執事
□黒ホスト
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ここはホストクラブ「ファントムハイヴ」。
その中でナンバーワンホスト、セバスチャンはマネージャーのシエルと付き合っている。
でも、そのことは秘密だ。
あと、フィニ、メイリン、バルド、タナカさんはちゃんといるからね。
それじゃあ本題に・・・
「シエル。昨日の売り上げはどうでしたか?」
セバスチャンがシエルに問いかけた。
「まあまあだな。お前ならもう少し稼げそうだが・・・」
「私もその気になればできますが・・・あなたに見とれてしまいますからね」
「うっ、うるさい!!////」
こんな風景がいつも開店前にやっている。
セバスチャンもシエルもこの時間が大好きだった。
そんなことをしているうちに他のメンバーたちが来た。
全員そろったところでシエルが話しかけた。
「お前たち、このごろ売り上げが下がってきている。このままではここもつぶれるぞ!」
そんな言葉を聞いたフィニは悲しそうに答えた。
「そんなぁ〜〜」
「どうすればいいんですだか?」
メイリンがシエルに問いかけた。
「簡単なことだ。お前たちがしっかり働いてくれればいいんだ。いいな?」
「イエッサー!!」
フィニ、メイリン、バルドは大きな声で叫んで、店にむかった。ついでにタナカも・・・
みんな出て行ったところでセバスチャンがシエルに話しかけてきた。
「本当に下がっているんですか?」
シエルは少しにやっと口を動かし答えた。
「いいや。だがあいつらはいつもドジなことをする。だからああさせているんだ」
セバスチャンはため息を漏らして答えた。
「あなたはいつも嘘をついていらっしゃる。ですが、そこがまたかわいいのですが・・・」
「だからその話はもういいって・・・んっ」
シエルが話している途中でセバスチャンがキスをしてきた。
やさしく。
シエルは少し暴れたが、セバスチャンがなかなか離してくれずあきらめた。
しばらくの間そのままの形でいたが、満足したのかはなしてきた。
「お前。いつもそうやって・・・」
「良いじゃないですか。私は給料というものなど要りません。ですからその代わりですよ」
「・・・わかった。お前も早く持ち場につけ」
「分かりました」
セバスチャンが部屋から出て行くとシエルは、顔を赤くしていた。
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