捧げ物
□☆水色ピクミン様へ☆
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―ある日の朝のこと――
「うぁぁぁぁ!!」
カンクロウは己の師であり〈恋人〉でもあるサソリの悲鳴を聞き目を覚ました。
そして悲鳴が聞こえたサソリの部屋へと急いだ。全力疾走と言えるだろうスピードで。
「ハァ、ハァ、どうしたじゃん!?サソリ!」
「カ、カンクロウ…」
見るとそこにはシーツを頭から被っているサソリの姿があった。
「何でシーツなんか被ってるじゃん…?」
「…新薬の開発中で…飲んでみたら、こうなっちまった…」
パサリと音をたてシーツが床へと落ちた。カンクロウが見たサソリの姿は―
髪が胸の位置まで伸び、大きさはヒナタ程だろうか?胸が膨らんでくびれができ、全体的に丸みをおびた…つまり
「女に…なっちまったんだ…」