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□055 プリベンターの制服
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「ヒイロ〜、制服の採寸、そろそろ行っとけよ」
作業に没頭するヒイロは、放っておくと完了まで休みもせず動き続けるのが常だ。だが、やっておかねばならない事は、きちんとしておくべきである。でないと、伝言を頼まれたデュオの責任にされてしまうのだ。
「お前のと同じでいい」
おいおい・・・それぜっって肩とか腕とか、キツくて困ると思うぞ。
でもそれを認めるのも、同じ男としてちょい癪だったから、営業スマイルでこう返事をした。
「あぁ、じゃ、提出しとくな。コレは貸しにしとくぜ」