新入り編2
□第2話
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新八『……別にいいけど、なにか買いたいモノでもあるの?』
ヅラ子『ううん!
そういうワケじゃないんだけど、ただちょっと見てみたいな〜〜なんて……。』
新八『ふぅん……。』
新八は少しもヅラ子を疑わずに、特売コーナーへ歩いていった。
ヅラ子はそのコーナーに向かう途中、物陰に隠れていた銀時・神楽に、新八に
バレないようにピースした。
それに気付いた銀時・神楽も、ニヤッと笑ってピースを返した。
*
特売コーナーについた。
夜だからそこまで混んでいない。
ヅラ子と新八はスムーズに商品を見れた。
その様子を、冷凍食品の棚から覗き見していた銀時・神楽は、小さな声で会話をした。
銀時『よしっ、ヅラ子、ナイスだ!
このままカニを買うんだ!』
神楽『3番手をヅラ子に頼んで良かったアルな!』
銀時『おぅ。
あとは俺たちの苦労と恥が水泡に帰さねェように祈るだけだ。』
神楽『ウン!』