新入り編2

□第9話
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神楽『さあ、定春!

なんなりと言ってみるがいいネ!

私が定春の無罪を証明するアルよ!!』

そう大げさに言う神楽。

新八は苦笑を浮かべながらも、少しだけ期待していた。



すると神楽はおもむろに内ポケットを探り、あるものを取り出した。

それは……

新八『って犬語翻訳機かいィィィ!!』

そうツッコむ新八に、神楽は冷静な顔をする。

神楽『「犬語翻訳機」とは、アニメ45話、漫画71〜73訓で居酒屋のジジィにもらったモノだヨ。

知らない子は調べてみてネ。』



新八『……うん、そうだね、で、それ使うの?』

半信半疑な表情をする新八。

神楽は当然のようにうなずく。

神楽『もちろんネ。

これを使わずに何を使うアルか。

っていうか正直に言うと、このくだらないの
始めて、もう3章くらい経つから、さっさと終わらせたいアル。

読者さまに飽きられるネ。

「じれってぇな」とか絶対に思われてるアル。』



新八『………。』

神楽のあまりの変貌ぶりに、新八はなにもいえなかった。

一方神楽は、そう言って、定春の口の前に犬語翻訳機をかざす。



神楽『さっ、無実を証明するネ!』

その神楽の声と同時に、定春は吠えた。

定春『ワン!』



ピピピピ、ピピ、ピ………
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