新入り編2

□第10話
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そこで神楽が口を開く。

神楽『そこらへんは、私がうまくつないでみせるネ。

ただのボケじゃねーぞ!ってとこを見せるアル。』



新八が

『うん、すごく心配だね。』

と言ったときだった。

そう言ったのと同時に、いや、少し遅れて、万事屋のドアが開く音がした。



銀時たちが帰ってきたのだ。

新八は慌ててサイフをとりあえず隠す。

新八『かっ、神楽ちゃん!

この際、任せちゃうけど平気?』

神楽『オッ…オッケー!

ではみなさん、本編に戻るネ!!』



 *



というやりとりが、銀時・ヅラ子が外出中の間に行われていた。



ずいぶん長くなかった?

過去をふり返っていたら、そのふり返っている間に、さらに1回過去にふり返っていたし!



という意見はとりあえず流して。

無言の銀時たちは、お互いに気まずい空気を万事屋の中に持ってきた。
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