新入り編

□第7話
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諭吉『ラーメン作りに10万で済むなら、ぜひお願いします!』

諭吉のその一言に、パー子と新八は腰を抜かした。

パー子、新八(この人バカ〜〜!)

諭吉はふところから、今にも金の重みに耐えられなくなって破れそうな巾着をを出した。

そして福沢諭吉が印刷された札10枚を銀時に渡すと、満足そうに言った。



諭吉『あ、今度の日曜日に横丁のラーメン屋に材料持って来てくださいね!

あと、今度の天人さんは、ラーメン初賞味ですので、そこんとこよろしくお願いしますよ!!』



諭吉は、ステップを踏みながら帰っていった。

銀時『あのおっさん……バカだな……。

でもこれでかなり儲かった!!』

銀時はにやけながら、金をなでた。

そして、それを机の上に丁寧に並べた。



銀時『今まで給料を渡せなくて悪かったな!

これが多分、最初で最後になるであろう給料だ!!

大事に取っとけ!!』

銀時はそう言って、パー子、新八、神楽に2枚ずつ札を手渡していった。



そして、銀時自身の財布に残りの4枚を入れ、笑顔で言った。

銀時『2枚は俺の物で、もう2枚は生活費にする!!

生活が豊かになるぞ!!』

4人は跳びあがって喜んだ。
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