攘夷志士編
□第8回
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銀時『テメェ…。』
俺は上の階からクナイを投げつけてきた男を睨みつけ、首根っこをつかんでいた奴から手を放した。
銀時『コイツに投げたのは…お前か』
?『その通りでござる。
「組織に関する事 他人に漏らすべからず」
この常識を破ろうとした奴を俺が処罰してやったのだ。』
クナイを持った男を見た瞬間、まだ生きていた攘夷志士たちが次々に血を吹きながしていった。
どうやら舌をかんだようだ。
銀時『お前、こいつらに虐待でもしていたのか?
ずいぶんと手厳しい親だな。
それにしてもお前を見ただけで自殺するなんて…お前、何者だ?!』
俺が男をみてそう言うと、男はさぞ呆れた様子で答えた。
万斉『ぬしは鶏でござるか?
…河上 万斉。
鬼兵隊でござる。』
銀時『「河上」……。
高杉んトコの犬か。
こんな場所で何やってんだ。
…それにお前、クナイなんか使っていたか?』
俺が1度木刀を下ろして戦意が無いことを示し、同時に神楽を少し俺から遠ざけた。
神楽『銀ちゃん……。』