攘夷志士編

□第15回
1ページ/4ページ


俺は血の気の多い神楽をどうにか抑えた。

そして少し謎めいた顔でヤツを見る。

銀時『ヘンッ、良いこと教えに来てやったんだよ。』

俺がそう言うと、今度は後部座席から、赤い瞳のドSサン。



総悟『また来たんですかィ。』

落ち着いた様子で構えていたバズーカを下ろし、俺たちを見る。

銀時『悪ィな。

でも今回は情報持ちだぜ?』



最後はアイツか?

と思っていたら、助手席のドアから人が降りてきた。

近藤『お前ら、こんなにうっとうしい奴だったっけ?

ハッまさか誰かのストーカーか!!』



ハイ、全部シミュレーション通り。

銀時『大丈夫だ。

少なくともてめェは有り得ねェから。』



俺は、嬉しい、という感情が顔に出ないように必死にこらえた

が、俺の顔をジッと見ていた神楽が一言。

神楽『アレ銀ちゃん、何ニヤけてるアルか?』



…………オイィィィ!!!
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ