攘夷志士編

□第5回
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 *



万事屋に帰って、まずテレビをつけた。

いつも恒例の天気予報をみて、俺の一日は始まる。

今までは曇天で終わったけど、今日は雨が降るらしい。

「折りたたみより普通の傘の方がおすすめです!」

そうなんだ。

外出するときは気を付けよう。



今週のジャンプそろそろ発売しているはずだ。

俺は財布の中身を確認して、神楽に留守番を頼み、買いに行くことにした。

靴をはき、ドアの取っ手に手をのばした時、ドアが勝手に開いた。



それは、ドアの向こう側から誰かがドアを開けたからだった。

銀時『……お、お前…

……新八!!』



俺は思わず大きな声を出してしまった。

それは新八が来たことに驚いた、ということもあるが、なにより新八の目に懐かしさを感じたからだ。

神楽『新八?』

神楽が俺の声を疑って、リビングからでてきた。

神楽もいまの気持ちを、表情に思いっきりだしていた。
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