新入り編2
□第6話
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今日は「ラーメン屋銀ちゃん」は不定期の休みの日。
仕事が無いだけあって、ラーメン屋メンバーはみんな疲れを癒していたときだった。
ふいにヅラ子が口を開いたのは、朝食を食べ終えたあとだった。
ヅラ子『……銀ちゃん、私、大変なことをしちゃったよ……。』
顔を青くし、カタカタと小刻みに震えてそう言うヅラ子に、銀時の顔も少し真剣になる。
銀時『な……なんだよ、言ってみろ。』
部屋に重い空気が流れる。
新八や神楽も、心配そうにヅラ子を見た。
ヅラ子はゴクリとつばを飲み、やがて口を開いた。
ヅラ子『…財布……失くしたかも。』
一瞬 部屋は静かになった。
そしてお決まりのツッコミが聞こえる。
新八『なんだってえぇぇぇ?!!』