新訳ミツバ篇
□第2章
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ミツバは水を一口飲み、話を続けた。
ミツバ『それよりもそーちゃんこそ大丈夫なの?
ちゃんと3食ごはん食べてる?』
総悟『食べてます。』
総悟はピシッと姿勢を正して答えた。
ミツバ『忙しくても睡眠ちゃんととってるの?』
総悟『とってます。
羊を数える暇もないですよ。』
総悟とミツバが盛り上がってる中、爆破された山崎の髪は、お約束でアフロになっていた。
ミツバ『みなさんとは仲良くやっているの?
いじめられたりしていない?』
総悟『うーん、たまに嫌な奴もいるけど…僕くじけませんよ。』
総悟のその返事にアフロ頭の山崎は、隣にいたもう1人の隊士と共に、額に血筋を浮かばせた。
ミツバ『じゃあお友達は?』
ミツバがそう尋ねた瞬間、総悟の顔が曇った。
答えが見つからず、その場に黙りこむ。
総悟『…………。』
ミツバ『あなた昔から年上ばかりに囲まれて、友達らしい友達もいないじゃない。
悩みの相談ができる親友はいるの?』
ミツバに問い詰められ、総悟は銀時を連れてきた。
総悟『大親友の坂田銀時く…』
銀時『なんでだよ。』