新入り編2

□第2話
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ヅラ子の顔に、一気に冷や汗が流れた。

銀時たちに怒られるのも怖いけど、なによりカニが食べたくて仕方ない。

ヅラ子は一生懸命に考え、やがて1つの案を出した。

ヅラ子『じゃっ、じゃあアレだよ、グラタンを尺埋めにすればいいじゃん!

カニが少ない人には、悪いけどグラタンで我慢してネ?みたいな!』

ヅラ子は両手を横に振りながら、頑張って作り笑いを浮かべた。



銀時(ヅラ子、ナイスだ!

あのセリフは世界中の平等を願う新八にとって大ダメージなはず!)

神楽(そうアル!

普段いじられてるだけに、こういう

「あなたも1人の人間なのよ?

4人で平等にすればいいじゃない!」

的な発言はかなり効果があるはずネ!)



影でヅラ子たちのやり取りを見ていた銀時たちが、そう盛り上がる。

案の定、新八はあっさりと賛成した。

新八『そうですね!

じゃあカニ買いましょっか!』

新八はそう言うと、いくつかあるなかの一番、大きいカニが入った、パックをカゴに入れた。



3人(よっしゃあぁぁ!!)
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