SHINee girl

□番外編...短編
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shinee 番外編


本日はバラエティー番組の収録…



「さあ、それではチーム末っ子!」

「「いぇ〜い!!」」
テミン&アリア

「こちらはチーム男前!」
ジョンヒョン&ミンホ

「それではこのチームで制限時間30分で10万円分の買い物をしてきてもらいます!よりよい買い物をしてきた方の勝利です!判定はカナさん、オニュー!ではよ〜い、スタート!」

テミンとアリアは手を繋いで商店街へ駆け出す。

「あ、さっそく末っ子チーム動き出しましたね〜」

「何も考えないで駆け出した感じね・・・大丈夫かしら?」

「・・・心配だ」

「お二人はまるで末っ子たちのお父さんとお母さんみたいですね〜」

「そうですね・・・やっぱりてがかかります(笑)」

「さて、ジョンヒョンとミンホチームは今だに何を買うか話し合っているみたいですね〜、さすがお兄さんチーム、計画的ですね〜」

「俺はステレオがほしいんだよな〜」

「僕はマッサージ器がほしい・・」

「あ、俺も!」

「んじゃあ、とりあえず家電屋に行くか〜」

「お!やっと方針が決まったようです・・・さて末っ子チームは・・・?」


「あ、ねぇ、テミン。クレープ食べたい!おいしそ〜」

「え?え〜・・・でも買い物は?」

「食べながら行こ!私、イチゴとホイップ〜」

「じゃあ僕はバナナ&チョコ」

「・・・普通に買い物を楽しんでいますね〜・・・しかし、30分という短い時間でのんびりしていてもいいんでしょうか?!」

『おいし〜!』

「おいしいね〜、そっちもちょうだい!」

『はい!あ、こっちもおいしいね〜』

「あ、クリームついてるよ。」
テミンは口元についたアリアのクリームを指でとる。

『あはは、テミンは鼻についてるよ〜』
アリアもハンカチで拭ってあげる。

「あの二人、完全に番組忘れてるね・・・」
オニュがあきれたように呟く。

はぐはぐと二人でならんでクレープを食べながらやっと家電屋に着く。
『テミンは何がほしいんだっけ?』

「えっとね〜、ipotかなぁ・・・。アリアは?」

『えっと・・・私もipotほしいな〜。あ、ジョンヒ!』

「あ?おまえらやっと来たのか?・・・なんで口にクリームついてんだ?」
ジョンヒがアリアの口元を指で拭う。

「あめぇ・・・」
クリームを舐めたジョンヒは眉を顰める。

「shineeの皆さんは仲がいいですね〜いつもあんな感じですか?一応対抗戦なんですけど・・・大丈夫ですかね?」

「ははは・・・仲はいいですよ〜。みんな同じ寮に住んでますし・・・。アリアはみんなの妹って感じですね」
(あいつら完全にカメラ回ってること忘れてるわね〜・・・・)

「ちょ、ジョンヒ、カメラまわってるってわかってる?」
ミンホがあきれたよう耳打ちする。

「お、やべっ・・忘れてた!」

『ねえ、ジョンヒipotって何階に売ってるの?』

「ああ、それなら二階にあったぞ〜(ニヤリ)」

『ありがと〜』
テミンとアリアは教えられたとおり、二階へ行く。

「よし、じゃあ俺達は今のうちに一階の音響コーナーへ行きますか!」

「あ〜・・ありゃ気づいてないよね〜・・。大丈夫かな?」

「ゲームなんだからいいんだよっ」

「あ〜、お兄さんチーム。意地悪な作戦にでましたね〜。二階は白物家電売り場でおそらくipotは売ってないでしょうね〜(笑)」

「末っ子たちは純粋ですからね〜(笑)」


『ね〜テミン・・・。冷蔵庫とか洗濯機しかないね〜?』

「う〜ん・・・ないね〜」

『あ、ね、この冷蔵庫色んなものが入ってるよ』

「わっ、ほんとだね」

『は〜い、ジュースどうぞ』

「ありがと〜」

『今日のご飯はなんにしましょうか〜?』

「そうだね〜」

「おや?末っ子組みはなんと冷蔵庫売り場でコントを始めましたよ〜(笑)」

「あちゃ〜・・・」
オニュがおでこをパチンと叩く。
楽しそうにモニターにはキャッキャはしゃぐ二人の様子が映し出される。

「残り時間はあと10分です!」

「あ!アリア!時間がないよっ!」

『わっ!大変!どうしよう!』

「あ、ここに案内板が!」

『さすがテミン!』

「・・・・もっと早く気づきなさいよ」
カナがあきれて突っ込む。

「あ、音響は一階だよ!」

急いで一階に下りるとジョンヒとミンホがお会計を済ませてるとこだった。
『あ〜!ジョンヒずるいっ!』

「だまされる奴が悪いの!」

『ipotどこ〜?』

「すぐそこにあるよ」
ミンホが笑顔でアリアに教える。

『ありがと〜ミノ〜』
アリアはジョンヒにい〜っだと舌をだす。

「クレープなんか食べてるからだろ〜」
ったくとジョンヒがその姿を見送る。


『ね〜、テミンいっぱい種類あるね〜。みんなで色違いにする?』

「え?みんなの分買うの?」

『それでちょうど10万ぐらいにならない?』

「ん〜・・・ちょっと足りないかな?」

『じゃ、オニュにマッサージ機買って、カナには〜・・・これは?美顔機!』

「二人とも喜ぶよ」
テミンが楽しそうにメンバーの為に選ぶアリアを笑顔で見守る。

『あ、あとたこ焼き買ってこ〜!』

「あはは・・まだ食べるの?」

『だっていい匂いするんだもんっ』
「さ、まもなく時間です!お!お兄さんチーム帰って来ました!お疲れ様〜」

「楽勝だぜっ!」

「あ、末っ子たちも帰ってきたよ」

「はい、終了〜です!どちらのチームもお疲れ様でした。では買った商品を見せてもらいましょう!・・・まずはジョンヒョン&ミンホチーム」

「オーディオセットです!」

「・・・これだけですか?」

「これ結構高くて・・・あとヘッドフォンも買いましたよ」

「なるほど〜・・では次にテミン&アリアチーム!」

『じゃ〜ん』

「これは色違いのipot六台ですか?」

「はい。、みんなで同じのを使えたらいいかな〜と思って」

「あら、いいわね」

「お前達はやっぱりいい子だな〜」

「・・・とたこ焼きですか?」

『はいっ。おいしそうだったので。みんなで食べましょ〜』

「・・・では後でいただくとして・・お二人判定は?!」

「「テミン&アリアチーム」」

『わ〜い』

「やった!」
テミンとアリアはハイタッチする。

「勝因はなんですか?」

「みんなでおそろいのipotがもてるなんていいな〜と思いまして」

「末っ子たちはみんなの事を考えててえらいよ〜。可愛いな〜」

「では勝者のチームの買って来たipotはプレゼントです!」

「なんか負けたのに悔しくないな〜」

「みんなもらえてよかったね〜」

「では次のチームです・・・。次は・・・・」

『ね、たこ焼きたべよ〜』

「あら、おいしそうね」

「熱そうだな。気をつけろよ」

『あ〜、ジョンヒにはあげないんだから』

「なんだよ〜、そっちが勝ったんだから優しくしろよ」

『やぁだ。はい、オニュー』

「あひっ・・・んぐっ、うん、おいし〜ね〜」

『ね〜?』

「あ、ずりぃ・・・俺も、俺もあ〜んやって」
『え〜・・・ジョンヒ、食べるの?』 

「食べるの!」

『もう、しょうがないな〜』
アリアは、ジョンヒの口元にたこ焼きを運ぶ。

「あっち・・はふっ・・・ん、うめぇっ」

『あれ?テミンは食べないの?』

「あ、僕はあとでいいよ」

『冷めちゃうよ?』
アリアはテミンの口元にたこ焼きを運ぶ。

『はい、あ〜ん?』

「・・あ〜ん」

「・・・あいかわらずおまえら仲いいな〜」

『あ、bonの・・・レンさん・・・』

「うらやましいでしょ?」

ジョンヒョンがアリアと肩を引き寄せながら言う。


「別に・・・・あ、俺にもたこ焼きちょうだい?アリアちゃん」


「それなら俺が・・・、はい、どうぞ!先輩!!」」


「あちちち!!!ふぉまえっ!あにふんだよぉ」

「え?何言ってるかわかりませんよ?あ、そんな感謝なんて〜とんでもないです」


『ちょ・・・ジョンヒョン…ってば』

「も〜、あんたら何やってんの?次の仕事行くわよ〜」


「「「はーい」」」

「ジョンヒ…覚えとけよ」

「そっちこそ、アリアに手を出さないでくださいよ?」

「ジョンヒョン!早く!行くわよ!」

「はいはいっと」

「・・・なかなか手ごわいガードだな」

「…何やってんの?おまえ?」

「ジン…見てたのかよ?」

「ああ、お前がジョンヒョンにやられるとこをな」

くっっくっく…と肩を震わせて笑いながらジンが笑う。

「勝負はこれからだぜ!」

レンのガッツポーズが虚しく残された。







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