作詞部屋

□星と僕と、君
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と、

作詞:緋月


夜空を見上げてみれば

幾千もの星が輝いていた

僕の隣で君が

「星は人間より綺麗だね」

と呟いたのを覚えてる


その時の君は

切なくて、儚い表情をしていて

僕は思わず目を逸らしてしまったんだ



あの日の君は

すぐ傍に居るのに何故か遠く感じて

手を伸ばせば届くのに、
臆病な僕はそれが出来ない…



夜空の星が流れ始めた時

君は空に手を伸ばして

「届かないね」って笑ったのを覚えてる


だけど今にもその笑顔は

哀しみと、寂しさが零れそうで

僕は思わず目を逸らしてしまったんだ



あの時の君は

夜空に流れる星に何を願ったの?

手を伸ばせば抱き締められるのに、
臆病な僕はそれが出来ない…



聞きたいことがたくさんあるんだ

言いたいこともたくさんあるんだ

だけど怖くて言えないんだ

僕はとても臆病だから

君が離れていってしまうのが怖いんだ

だから
この関係のままでいい

“恋人”じゃなくていい

傍に居れればいいから

だから今はまだ
この気持ち伝えずに…



あの日の君は

すぐ傍に居るのに何故か遠く感じて

手を伸ばせば届くのに、
臆病な僕はそれが出来ない…


あの時の君は

夜空に流れる星に何を願ったの?

手を伸ばせば抱き締められるのに、
臆病な僕はそれが出来ない…


だから今はまだ、
この気持ち伝えずに…





end


 

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