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□ブランデーチョコと、
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「…寂しい、だと?」
ラピルの言葉にゼオンは眉を寄せた。
だが、すぐににやりと笑みを浮かべる。
「じゃあ、寂しいなんて二度と言えなくなるくらい愛してやる。」
そう言ってラピルにキスをする。
「…ん、ふ…、ぜお…」
唇を離しては角度を変え、また口付ける。
それの繰り返し。
「ふにぃ…、ゼオン、ごめんなさ…」
「まだダメだ」
「ん…っ」
ちょっとしたお仕置きという名の、愛の営み。
ブランデーチョコと、
(…おいラピル、いつまで膨れてるんだ)
(ゼオンのキス魔。ばか。へんた…)
(ほう、もっとしてほしいって?)
(うわぁあああ助けてティオ────ッ!!)