嘘つきちーくんと壊れたまーちゃん
□01.
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一章 『再開』
光がこわかった。
でも、待ち遠しくもあった。
「おなかすいた?」
「うん」
「今日のごはん、何かな」
「分かんない」
それからずーっと話さなかった。
おなかをなかせて。
小さな光でもにがさないように目の前をジッと、ジッと、ジッと見つめて。
そして、光がぼくたちをてらした。
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