→リク
□Stand by me.
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「景吾さん…俺、明日から合宿なんですけど」
「…ああ」
ベッドの上で。
恨めしげに言われて少し反省する。
そうだ。若が合宿に行く前に、少しでも会っておきたくて急いで帰国した。
身体に障らないように…と思ってはいたものの…久し振りに若に触れたせいか、いつもより欲張ってしまった気がする。
「…お前が可愛いすぎるのが悪いんだよ」
「っ…あまり…そういう恥ずかしいことは…」
怒っているのか照れているのか。
顔を赤くした若に、堪えきれずに再び口付けた。