拍手log
□11月拍手
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「きゃー!!跡部さまー!!」
練習終了後、どこから湧いて出たのか女共に囲まれた。
…そうか。今日は樺地がいないからか。
若と2人きりになるべく、樺地には早々に仕事を言い付けた。
そして部室にいるだろう若のもとに向かおうとしたところ…。
「跡部さま!!タオル使ってください!」
「跡部さまー私のを使ってください!」
「スポーツドリンクどうぞ!跡部さま〜!!」
迫ってくる女共を無視して部室を見やる。
…と、丁度若が出てきた。
目が合う。
そしてそれと同時に若は、俺とは逆方向に歩き出した。