*リク
□誰のもの?
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今日は氷帝で、青学、立海と練習試合を行う。
氷帝以外の連中がいることに、なんとなく落ち着かず、跡部さんの姿を探す。
「お?そこの目付き悪いの!日吉じゃん!」
「…立海の切原か。」
目付き悪いって…お前に言われたくねぇよ。
ケンカ売ってんのかと思いつつ、切原を見れば、何故か嬉しそうな笑顔が返ってくる。
…何だこいつ。
「日吉、一番最初に俺と試合しようぜ!」
「…ああ、別に構わない」
「っしゃ♪」
…宣戦布告かと思いきや、相手は純粋に喜んでいるようで、毒気をぬかれる。
「よし!したら早く行こうぜ♪」
「…ああ」
コートに向かおうとすると、自然に手を引かれる。
…どうせすぐそこだし、まあいいか。
そんなことを思った刹那。
「っ切原…手ェ離せ」
「何で?別にいーじゃん♪」
「いや…よくな「随分と仲が良さそうじゃねーか…あーん?」