Change the world
□主人公なのに早速死亡とか
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俺は刹那。
現在17歳の高校3年生だ。
受験期真っ只中の俺。
因みに名前は「セツナ」で一応女だからな?
…で、だ。
現在進行形で俺の身体は…母親に包丁で刺されて倒れている。
……もう一度言おうか。
母親に包丁で刺されて倒れている。
因みに激痛で言葉も発せないというか…もう指さえ動かせなくて吐き気だけが催してくる。
いや、吐き気とは言っても口から出てくんのは血だ。
何で意識だけがこうも冷静でいられんのかが不思議だ。
…まあ、いつかこうなることは予想をしていたのかもしれない。
何故なら今の母親は俺の親父と再婚していて、親父は今現在浮気中。
で、その現場を目撃してしまった義母は精神的に病み始めて最近は手がつけれなかったし。
「あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人は何処あの人はど」
何度も同じ言葉を繰り返し呟き続ける義母。
ああ、終わったな。
俺の視界も薄れてくる。
あー、死んじゃうのかな…。
やだなぁ、まだ俺、生きてたいし。
ってか、ドワ○ゴが存在しててニ○ニコが存在してるうちにしにたくないんだが…。
だっておれにこちゅうだし。
でももうことばもおもいうかばなくなってきた。
いたいなぁ
さむいなぁ
いきたいなぁ
からだがおもくなってきて、ねむくなってくる
さいごにみえたのはおかあさんのなきがお
さいごにきこえたのは・・・・・・
「ごめんなさいっ刹那!!」
おかあさんの・・・・・・
その日、俺は確かに死んだ。