†睡蓮†
□†*雨音*†
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「むっ……どうして他の人と行かなきゃいけないのよ……私は神田がいいの!」 「知るか……俺は任務明けで疲れてんだよ…」 いつにもまして冷たい神田の態度…… それは任務明けでイライラしているため いや、そう予想っているだけかもしれない…… 「ユウちゃん、ひどいさぁ♪リナリー可哀想じゃん」 いつのまにか神田の肩にもたれかかり、話をきいていたラビ…… 『いつからそこにいたのーーーー!?;』 食堂にいた者が一斉に思ったが、あえてきかずにいた 「おい……じゃまだ、兎」 「うっわーー♪ユウ、怖いさぁーー♪」 言葉とは裏腹にラビの声は明るかった この三人が幼なじみであることを、教団にいる者は全員知っている ラビには神田の冷たい態度が慣れっこになっていた…