long story
□甘えた卑怯者
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その無人島は木というものが殆ど無く、
一面草原の小高い丘みたいだった。
特別得るものは無いけれど、
クルーさん達は思い思い
緑の原っぱで休息をとって。
私もローズさん達に連れられて
草の匂いに包まれながら
日向ぼっこなんてしてみたり。
なんて幸せな時間だろう、
何もかも忘れてしまいそう。
もう少し、このまま。
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