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□ずるいから好きです
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私の愛しい人、それはエース隊長
白ひげの二番隊隊長で凄く強い
遠目だったけど初めて見た時は
怖そうな人だなって思った
私は二番隊じゃないから
話したりする機会も無くて
隊長は殆ど雲の上の存在だった
白ひげの船に乗ってから
暫くは新しい生活に慣れるのに
精一杯で隊長をたまに見かけては
一人でドキドキしたりしてた
私のこの感情は憧れなの?
それとも尊敬?
隊長は私の事なんて
知らないと思うし
叶わない恋ならしたくない
この気持ちが恋だと
気付いてしまう前に
引き返さなくちゃ、そう思ったの
なのに、なのに…
「シャロン!」
「えっ?」
突然の呼び掛けに振り向くと
そこにはエース隊長の姿
「ど…して…私の名前…?」
隊長は私の疑問に
太陽の様な笑顔で答えた
「ずっと話したいと思ってた。」
title:確かに恋だった 様