Black Joker
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下校中
「新しいクラスに友達できるかなあ…。」
不安そうに空を見上げるあむを、しゅごキャラたちが励ます。
「大丈夫だよ、あむ。」
星歌がそう言うと、安心したのか笑顔になった。
「そう、だよね。」
「ええ。」
そんなあむに、しゅごキャラ達は口を尖らせていた。
「あむちゃん、あたし達のときと反応違いすぎだよー。」
「ねー。」
その言葉に苦笑する星歌。
「けど、せめて春休み中に誰かと遊ぶ約束すればよかった…。」
「なら、私と遊ぼ?」
そう微笑む星歌に、あむは嬉しそうに頷いた…否、頷こうとした。
「うn「呼んだ?」
「ぎゃ!!」
だが、急に背後から出てきたなでしこに声を遮られ、ビビったのか腰を抜かした。
「…………。」
「まあカワイイ。
ホントに怖がり屋さんv」
そんななでしこと一緒に笑う星歌。
「私なら大歓迎よ。
沢山遊んで私とも大親友になっちゃいましょv」
「そっ、そんな事言ったって、どっ、どうせっ…。
ガーディアンに引き入れる作戦でしょっ!」
すると、なでしこはあっさりと
「ばれてた?」
と言った。
「やっぱりか!!」