Black Joker

□5
1ページ/6ページ


下校中

「新しいクラスに友達できるかなあ…。」
不安そうに空を見上げるあむを、しゅごキャラたちが励ます。
「大丈夫だよ、あむ。」
星歌がそう言うと、安心したのか笑顔になった。
「そう、だよね。」
「ええ。」
そんなあむに、しゅごキャラ達は口を尖らせていた。
「あむちゃん、あたし達のときと反応違いすぎだよー。」
「ねー。」
その言葉に苦笑する星歌。
「けど、せめて春休み中に誰かと遊ぶ約束すればよかった…。」
「なら、私と遊ぼ?」
そう微笑む星歌に、あむは嬉しそうに頷いた…否、頷こうとした。
「うn「呼んだ?」
「ぎゃ!!」
だが、急に背後から出てきたなでしこに声を遮られ、ビビったのか腰を抜かした。
「…………。」
「まあカワイイ。
ホントに怖がり屋さんv」
そんななでしこと一緒に笑う星歌。
「私なら大歓迎よ。
沢山遊んで私とも大親友になっちゃいましょv」
「そっ、そんな事言ったって、どっ、どうせっ…。
ガーディアンに引き入れる作戦でしょっ!」
すると、なでしこはあっさりと
「ばれてた?」
と言った。
「やっぱりか!!」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ