Black Joker

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それから、色々あってお菓子を作る事になった。

「お菓子かぁ…。
何作るの?」
帰り道、家がなでしこの隣なので一緒に歩いていた。
「そうねぇ…。タルトにしようかしら。」
「じゃあ、フルーツタルトにしよ?」
「そうね!」
二人で笑いながら歩いていると、家に着いた。
「じゃあ、星歌。
また後でね。」
「うん。」

―三十分後

三人で来た場所は、家庭科室。
「で。
どー見てもココって、学校の家庭科室なんだけど…。
駄目じゃん、勝手に入っちゃ。」
「あら、平気よ。」
「ガーディアンだもん。」
二人でニッコリと微笑んだら、あむが黙った。
「さっ、始めましょ。
メニューはフルーツタルトで決まりね。
まずはバターを練り混ぜて…。」
最初はぎこちなかったあむも、段々と楽しくなってきたのか笑顔でやっていた。
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