十四支

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整頓されたキッチンで、包丁のリズミカルな音やご飯の炊ける音などが聞こえた。
「炊けたみたいね。」
「そうですね。
…音流ちゃんはやっぱりお上手ですっ!」
「そんな事ないわ。
透には敵わないもの」
そんな日本人らしいやり取りを延々としていると、由希が来た。
「丁度よかった。
由希、持っていってくれない?」
そう言って示したのは盛り付けが終了した皿。
すると由希はそれのために来た、という様子で頷く。
「うん。
…これだけでいいの?」
そんな由希に笑みを溢しながら音流が言う。
「ありがとう。
じゃあもう一回来てくれる?」
「もちろん」
そう言って居間へと運んでいった由希。
一連のやり取りを見て、透は思った。
(凄いです…!
意思疎通ができるなんて、流石音流ちゃんと草摩君です!!)
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