お話です

□俺と徹
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勇気は都立高校二年生。通学する生徒の殆どが部活意外はバイトに励む毎日…。
徹に会ったのは入学式当日だった。あれからあっという間に二年経ったんだ…
部活が休みの日の放課後いつものように徹に聞いた。

「徹〜、今日はバイトある?」

徹は、あいかわらず…屈託の無い優しい顔で歯をむき出しの笑顔で言った。

「おう、勇気か!悪い…今日はバイト、たまにはマックでも行きていな…明日は無いから。明日の放課後な!」

徹は通学用のバイクに跨りメットを被った。

「了解!」

俺は後ろ向きに手を振って分かれた。

いつもと変わらない勇気と俺の会話だった。

その後だった…。
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