お話です
□俺と徹
1ページ/7ページ
勇気は都立高校二年生。通学する生徒の殆どが部活意外はバイトに励む毎日…。
徹に会ったのは入学式当日だった。あれからあっという間に二年経ったんだ…
部活が休みの日の放課後いつものように徹に聞いた。
「徹〜、今日はバイトある?」
徹は、あいかわらず…屈託の無い優しい顔で歯をむき出しの笑顔で言った。
「おう、勇気か!悪い…今日はバイト、たまにはマックでも行きていな…明日は無いから。明日の放課後な!」
徹は通学用のバイクに跨りメットを被った。
「了解!」
俺は後ろ向きに手を振って分かれた。
いつもと変わらない勇気と俺の会話だった。
その後だった…。