companion
□再開と仲間
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「……あれ…?」
真っ白な天井とベッド…
横を見ればコムイさん。
コムイ…さ…ん!?
「やぁ、目が覚めたかい?」
にっこりと笑う顔はまさにコムイさん。
『何でコムイさんが…?』
「それは後で、アレン君の所に行こう。」
いつものコムイさんなのにどこか悲しそうだった。
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『アレン!』
病室に入るとアレンが居て私よりもひどいケガだった。
「……ん…あれ、コムイ…さん?」
「やっと起きたね…気分はどうだい?」
「まあまあって所ですね。翆大丈夫ですか!?」
起きながらコムイさんに言い翆の顔を見ながら心配そうに聞いた。
『うちは大丈夫だよ!』
「そうですか…リナリーは治療してるんですか?」
アレンがコムイさんに聞いて私は近くの椅子に座った。
「リナリーは大丈夫だよ。中国に伝わる針治療をしているから!」
『じゃあ大丈夫なんですね!』
ホッと一息ついた。
リナリーは私よりも重傷で何もできなかったから…
「それよりコムイさん僕や翆、リナリー達のために来た訳じゃないですよね?」
『そうですよ…ノアの一族って何ですか……?』
疑問に思ってた事を私とアレンは聞いた。
「それをうちらに聞きに来たんさ!」
「『えっ。いたっけ?』」
「(いつ入ってきたのこの人…)」
そこには見知らぬ人がドアの横に立っていた。
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