連載小説
□〜アルル達は〜
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つんつんつんつん・・・
アルル 「シェゾ?お〜い、生きてる?ボク、キミにあやまりたいんだけど?」
シェ 「う・・・う〜ん・・・。こ、ここは・・・、どこだ・・・?俺は一体・・・?」
アルル 「ここは魔導学校だよ。あのね・・・キミはボクがついからかっちゃったばかりにあばれだしちゃって・・・。それでそのぅ・・・ボク・・・負けちゃって・・・。力を奪われそうになったところでサタンがきて助けてくれたんだ・・・。それでキミは気を失っちゃって・・・。でも、もとはボクが悪いから・・・。そのぅ・・・。ご、ごめんなさい・・・」
シェ 「・・・」
アルル 「シ、シェゾ?」
シェ 「・・・?なんでお前があやまるんだ?」
アルル 「え・・・。だ、だってボクがからかったことが始まりだから・・・」
シェ 「確かにからかったことは悪いが、そんなことでおこった俺も悪いだろ。わるかったな。じゃあ俺は帰るからな」
アルル 「・・・えっ?あっ待って・・・」
シュンッ(テレポート)
アルル 「・・・。いっちゃった・・・。急に優しくなって・・・どうしたんだろ・・・?」
サ 「たぶんケガの軽い後遺症だな。まあ1日をしたら直るだろう」
アルル 「うふふっ・・・。あんな後遺症なら1日だけじゃなく、いつまでも残っててほしいのにな」
サ 「・・・そうだな」
アルル 「・・・」
カ 「ぐっぐうーっ!」
アルル 「えっ?何か忘れてないかって?う〜ん・・・。何だったかな?・・・え〜っと・・・。あっ!アミティと遊ぶんだった!わーっ!ど、どうしよう!?もう帰っちゃったかな?教室には誰もいないみたいだし・・・!」
サ 「ならば一応、裏庭とかで遊んだりしてないか見に行こう。それにわたしも学校の見守りになって校長の役目もはたせるしな・・・。いや、ゲフン、ゲフン・・・。それではいくぞ!」
グイッ
アルル 「わぁっ!?」
カ 「ぐ〜♪」
バサッバサッバサッ・・・