銀高シリーズ集

□もしも銀さんがツンデレだったら
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もしも高杉ではなく銀さんがツンデレだったら。













高杉 「なぁなぁ、銀時!」


銀時 「んだよ。朝っぱらからうるせーな。」


高杉 「銀時!!見てみろ!!この本、松陽先生にもらったんだぜ!!」


銀時 「へー。」


高杉 「羨ましいだろ?」


銀時 「別に。」


桂 「お前達、教室の掃除の邪魔になるぞ。」


銀時 「おー、ヅラ。あ、今週のジャンプ買い忘れた。」


桂 「ヅラじゃない、桂だ。銀時、お前まだそんな野蛮な物見てるのか。」


高杉 「ぎ、銀時!!」


銀時 「ヅラ、テメェジャンプ馬鹿にすんな!!だからヅラなんだよ。」


桂 「ヅラじゃない!」


高杉 「銀時ってば!!」


銀時 「んだようるっせーな!!興味ねぇんだよ!!」


高杉 「!!う…ふぇ…先生ぇぇぇ!!!」


松陽 「銀時、ちゃんと晋助の話を聞いてあげなさい。
晋助も、男子たるもの直ぐに泣いてはいけませんよ。」


銀時 「先生…。
……高杉、悪かったよ。」


高杉 「ゔ…んっ…。ぐすっ……。」


銀時 「な、泣くなって!
ほら、いちごの飴やるから!」


高杉 「………うん…。」


銀時 「何だよ、先生の物は嬉しいくせに俺のは嬉しくねーのかよ…」


高杉 「ちっ違う!
甘い物食えないから…俺…。」


銀時 「そ、それなら早く言えよ!!
それ、返して。」


高杉 「…やだ。」


銀時 「だってお前食えねーんだろ?」


高杉 「ぎ、銀時の物が欲しいんだよ!
飴は食えないけど、お前がくれたの嬉しいから…」


銀時 「!…お前ってさ、何が好きなの?」


高杉 「え?」


銀時 「今度はお前が好きな物やるから…//」


高杉 「!!うん!」


松陽 「今日も平和ですね。」


桂 「先生、あいつらのせいで掃除が出来ません。」





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