存在理由
□一話
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さっきの出来事からわかるように、僕は現に『イジメ』にあっている。
どうなってそういうことになったかは良くわからない。
先生だって分かっているくせに見てみぬ振り
いい加減嫌になったので、少し反論してみようと思う。
「僕をイジメて君たちに何かの利益がある?」
「あ?」
「そんなの無いよ!いいサンドバックだなって!」
「ストレス解消にもなるしね!!」
「へぇ〜」
僕は余裕そうに言ってみた。
「調子乗るんじゃねーよ!!」
一人の男が蹴ってきた。でももう慣れた。
だからもう潮時かなって思う
「僕は調子なんか乗ってないよ、思ったことを言っただけだどけど。」
「はぁ?乗ってるでしょ」
「思うことは人それぞれだけど、君たちは集団でしかこういうことできない。
一人じゃ何もできないただのクズだろう?」
あ!言い過ぎた、そして口が悪くなってしまった!!
(あ〜ぁ。どうしよう。)
「てめー!!お前なんか消えてしまえ!!」
(やばい!!)
僕はとっさに思った
よし、こういう時は
「逃げるが勝ち!!」
僕は逃げた。
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