短編

□天地 雲ツナ←炎
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君が空。

僕は大地。

絶対に交わることなく、共にあり続ける。

時折、僕を濡らす雨は冷たく、
時折、見えなくなってしまう君の笑顔………




雲。
嵐の時も、雨の時も、雷の時も、霧の時も、晴れていたって漂い、覆い隠すそれに

少なくとも、僕は憧れて














嫉妬していた。
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