凉宮ハルヒの憂鬱より、キョンとハルヒ
「パスワードよパスワードっ!!キョン、早く言いなさいっ」
「待て待て。その前に少しくらい挨拶をしておいた方が良いんじゃないのか?」
「…ふん。それもそうね。あたしは凉宮ハルヒよ。ま、あたしを知らないなんて言う輩は北高にはもういないでしょうけどね!」
「確かに北高にはお前を知らないヤツはいないが、これを読んでいるのは確実に北高生ではない」
「ふんだ。何よそれ。て言うか早くパスワード言いなさいよ。アンタの役目でしょ」
「はいはい。文化祭の時ハルヒが歌った曲のタイトルがそのままパスワードになってるぞ。二択だから直ぐに分かるよな」
「もう!そんなまどろっこしいことしないで直接言えばいいのよっ!パスワードは…ふがぐがっ」
「バカッ!ハルヒ!えーと、じゃ俺らはこれで。だから言うなっつのアホ!!」