愛の魔導士

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「レン、レン……」



「ん?」








声がするので起きたらシンドバッドが心配そうな顔をしてこちらを見ていた












「どうした?」



「どうしたじゃないだろ?昨日の夜から気を失ってたから心配したんだぞ」



「私が気を失う……?」



「そうですよ。昨日、霧の団の迷宮攻略者の攻撃をレンが受け止めてくれたから被害が少しで済んだんですよ」



「そうだったの…」



「まぁシンが一人で看病すると言った時にはレンが襲われないかハラハラしましたけどね…」



「余計なことを言うなよ、ジャーファル」
 
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